非正規公務員 深刻なハラスメントの実態

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1: 蚤の市 ★ 2023/09/29(金) 08:17:53.54 ID:jR5F5Yfj9.net
24色のペン 牧野宏美(デジタル編集本部)

約7割がハラスメントや差別を経験し、その影響で多くが体調が悪化したり仕事に支障が出たりして、4人に1人が退職や休職に追い込まれた――。

今年4~6月、非正規公務員らでつくるグループ「VOICES(ヴォイセズ)」が非正規公務員や経験者を対象に行った調査(有効回答531人)で、こんな深刻な実態が浮かんだ。

非正規公務員とは、国や自治体で働く非常勤や臨時の職員を指す。

総務省の調査によると、全国の自治体の非正規公務員は約113万人(2020年4月1日現在)で、全自治体職員の3割に上る。特に保育士や相談員などエッセンシャルワークの多くを非正規職が担うが、正規職との待遇格差や、雇用の不安定さが指摘されてきた。

今回の調査は、非正規公務員が待遇面での不利益に加え、日常的にハラスメントや理不尽な扱いを受けていることを明らかにした。

「非正規さん」と呼ばれて
ハラスメントの内容では、「パワハラ」が6割を占め、「複数のハラスメントが合わさったもの」が3割だった。相手は「上司(正規職員)」が大半だった。

具体的な例を挙げて被害内容を尋ねると、「正規職の仕事を任された」(49・3%)▽「仕事で必要な情報を(非正規だから)教えてもらえない」(40%)▽「非正規さん」「会計さん」「非常勤さん」「臨職さん」などと呼ばれる(33%)――などが多かった。

こうしたハラスメント行為によって、多くがモチベーションの低下や不信感、孤独を感じていた。7割もの人が体調が悪化したとし、3割が病院を受診し、2割が何らかの診断を受けていた。被害を経験した人のうち、半数が退職を考えるようになり、4分の1が実際に退職、休職したと答えた。

自由記述では、より生々しい被害体験が数多く並ぶ…(以下有料版で,残り1238文字)

毎日新聞 2023/9/29 06:00(最終更新 9/29 06:00) 有料記事 1966文字
https://mainichi.jp/articles/20230927/k00/00m/040/021000c
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